5月のトリアタマ紀行 5泊6日九州編 二日目後編


本日の札幌の予想最高気温は28度。
我が家は風の通りが悪い間取りに加えて、夏の装備としては小さな扇風機が二台あるのみ。
本州に比べたら快適だと自らに言い聞かせつつも、溶けそうです。

そして週一のペースになってまいりました九州編。
遅々として進まないことにまたもトリアタマはご立腹であります。
机をガタガタ揺らして抗議しだしたので、なるべく頑張ろうと思うわたくしめであります(汗)


<二日目後編> 人吉→熊本


この日は、鹿児島からJR肥薩線で「はやとの風」「しんぺい号」と乗り継いで人吉までやってきた我々。人吉から熊本までは「九州横断特急」で九州の雄大な自然を満喫いたします。



九州横断特急」・・・このネーミングだけでも旅してるなぁとわくわくしますね〜。「オリエント急行みたい!」とトリアタマははしゃいでおりました。意味不明であります(笑)


人吉駅には駅弁売りのおじさんがおりました。昔は北海道でも駅弁売りの方がいて、当時の列車はほとんどが窓を開けることができたので、そこから駅弁とお茶を買ったものです。懐かしいと浸る飼い主の横で、おじさんのとっても良い声にトリアタマもお腹が空いたようで、「栗めし」を購入。美味しかったであります。

八代までは日本三代急流の一つである球磨川に沿って北上する九州横断特急でありますが、北海道の自然とはまた一味違う雄大さを感じました。

大分県の別府まで走る「九州横断特急」を熊本で途中下車した我々は、この日のお宿にチェックインし、九州攻略本を持って熊本の街に繰り出したのであります。

九州チェックポイント その5 熊本といえば・・・
『熊本城へ行くべし!』

なんちゃらは高いところが好きと言いましょうか、出張ではタワーと城はなるべく行くようにしていたわたくしめ(高所恐怖症なのに・・・)。今回も「熊本に寄るなら絶対熊本城に行きたい!」と要望を出しまして見事採用。まずは熊本の路面電車にて、最寄り駅の熊本城前まで行きます。

加藤清正公であります。

熊本城であります!
明治10年(1877)の西南戦争の頃に原因不明の出火で天守閣などの主要な建物は焼失してしまいましたが、昭和35年(1960)には天守閣が再建。現在も復元計画は継続中であります。平成20年4月20日から一般公開されている本丸御殿大広間は、藩主の居間、対面所(接客の場)や台所等の機能が備わっている建物で、大広間(対面所)、数寄屋(茶室)と大台所を復元したものでありました。新しいだけに、当時はこんな感じだったのかなぁと興味深く見学してまいりました。

トリアタマは「ひごまるくん」と記念写真を・・・どこにいるのか分かりにくいけど、ま、いっか。

九州チェックポイント その6 熊本といえば・・・
『さくら納豆を食すべし!』

熊本城を堪能し終えた頃にはちょうど夕飯時。計算通りであります。熊本城からほど近くに「らむ」というお店があります。馬好きの方には怒られそうですが、馬刺し・馬焼肉のお店であり、我々はこのお店の”さくら納豆”なるメニューを目当てにしておりました。カウンター席に通された我々。目の前にはご主人とおかみさん。楽しく会話をしながらいただきましたが、夢中になりすぎてお写真は・・・残念ながら撮れませんでした。気になる方は上記のリンクでお店をご確認ください(手抜き(^^;)。

馬肉初心者の我々はご主人の助言を受け、「らむコース」で一通りのお料理をいただき、気に入ったものを単品で追加オーダーすることに決定。ところが・・・全品、目からうろこの美味しさでありました。馬刺しではクセのないヘルシーなお味に驚愕したり、馬焼肉では見慣れた鍋(穴あきジンギスカン鍋)が出てきてビックリしたり。まさか熊本で出会おうとは(笑)。ご主人曰く、試行錯誤で穴あきジンギスカン鍋が最適との結論に至ったそうです。また、食用馬は競走馬とは全く別品種で、この辺だと阿蘇の方で飼育しているなど教えていただきました。有名人やスポーツ選手の来店も多いそうです。

九州チェックポイント その7 熊本といえば・・・
熊本ラーメンを食すべし!』

この日の閉めは熊本のラーメン。熊本駅近くの黒亭にてもやしラーメンをいただきました。こってりしてそうであっさりしたスープにペロリと平らげてしまいました。


人も良くて、食も良くて、西日本には縁のない夫が「九州に転勤になっても良いなあ」などと思わず口にするほど好印象な九州(わたくしめも同感)。これでもまだまだ旅も前半であります。


(「5月のトリアタマ紀行 5泊6日九州編 三日目」に続く)