ニオイふぇちぃ 最終回

先週を持ちまして、3年間続いた連載「ニオイふぇちぃ」が最終回を迎えました。思えば色んなエピソードがございました(遠い目)。北海道出身だと勘違いされるほど北海道づいていた頃は、スープカレーについても書いてくれましたなぁ。芸能関係では食いつきの早い方だったのではないでしょうか?(そもそも食に関わるエピソードが多かったようなきもしますが(笑))


ささやかな日常には意外と面白いものが隠れておりまして、それに目をむけ、つらつらと思いをめぐらすタケウチさんの言葉が好きでした。時には真面目に、時にはやんちゃに綴られる日常はとても心地よく、己の中に立つ一本の柱のようなものを大事にしている人であり、周囲を楽しませるユーモアのある人なんだなぁと思いながら拝読しておりました。


始まりがあれば終わりがあり、終わりがあればそこにはまた新たな始まりがある。Starting Over ですね。まずは一区切り。タケウチさん、お疲れ様でした。そしてまた、違う形で”小さなヨロコビ”を我々に配信してくれる日を待っております。


アディオス!


(先週号は、「不機嫌なジーン」の脚本家/大森美香さんからの寄稿も掲載されておりました。ドラマでは、料理しようとした野菜に青虫が付いていたシーンがあったのですが、このシーン、「ニオイふぇちぃ」の読者なら、夜な夜な自宅マンション1Fの植え込みに「達者で暮らせよ、アディオス!」とコソコソと青虫を放っていたタケウチ嬢を思い浮かべたことでしょう。あれはカリフラワーに青虫が付いていたというふぇちぃのエピソードからヒントを得られていたと・・・大森さんも読者だったようです(笑)。より普段のタケウチさんに近いと言わしめた仁子の姿には、ふぇちぃのタケウチさんがあったんですね。来週発売のDVDにて私も再び堪能したいと思います。しかし、向田邦子賞を受賞したのでデザインが良くなるかと期待したのに・・・ダサいパッケージのままらしい(^^;)

不機嫌なジーン DVD-BOX

不機嫌なジーン DVD-BOX