「ナクシタキオク(仮)」から「誰かが私にキスをした」に決定


来春公開予定の映画「ナクシタキオク(仮)」の(仮)がようやく取れて、題名が「誰かが私にキスをした」に決定したようです。わたくしめとしては、「ナクシタキオク」の方がチケットは買いやすかったかな(苦笑)。

携帯ニュースの記事に「アントンは、多分私のことが大好き。いつもそばにいてくれた」とあり、いつもこういう発言のない俳優さんなだけにマスコミの策略か?と思ったら・・・

堀北真希の魅力に米俳優がゾッコン!?「アントンは私のことが大好き」
2009年10月12日(ハリウッドチャンネルより)


11日、映画「誰かが私にキスをした」の公開決定会見が行われ、主演の堀北真希とハンス・カノーザ監督が出席した。本作は堀北真希松山ケンイチ、 NEWSの手越祐也が出演、さらに「ターミネーター4」のアントン・イェルチンも参加している、日米の若手俳優が共演した話題作。

英語のセリフ初挑戦の堀北は、「英語のセリフを取り入れるのはとても大変で、どの単語に気持ちを込めて話したらいいのかというところが、すごく難しかったです」と苦労した点を語った。

そんな撮影中は、共演者のアントンに色々と助けられたようで、「アントンには、一緒に練習してもらったり、一番最後に言う単語を決めてもらっていたりしました」とコメント。

さらにアントンの話題が続き、「アントンは、私のことが大好きで、いつも私の横に居てくれました」と堀北自ら大胆な告白が飛び出した。その証言を裏付けるように、カノーザ監督もアントンが現場現場で「マキー!マキー!」と堀北にゾッコンだったと明かした。

2010年3月に公開される「誰かが私にキスをした」は、東京のインターナショナルスクールを舞台にした、切なく複雑な四角関係を繰り広げるラブストーリー。

「マキー!マキー!」って、なるほど、分かりやすかったんですね(^^;
外人さんの積極性って、ある意味羨ましくもありますな。


英語の語尾の件は雑誌でもお話しておりました。

シネマガールズ Vol.4 (双葉社スーパームック)

シネマガールズ Vol.4 (双葉社スーパームック)

「監督とは、通訳さんを通じて、お話してました。根本から、今までとは違っていたという印象があります。日本人だからアメリカ人だからという違いではなくて、今回の監督がそういう撮り方をする監督だったのではないかな、と思います。たとえば、一回、お芝居をしてみて、今のもOKだけど、また違うパターンでやってほしいと言われることがありました。今は楽しいバージョンだったけど、次は悲しいバージョンでやってみて、と。でも、楽しいバージョンがNGだから悲しいバージョンをやる、というわけではないんです。どっちが正解かわからないまま、先に進まないといけないので、難しかったです」

(中略)

「自分の台詞を言うのはかろうじて大丈夫なんですけど、相手の英語の台詞を聞きとるのが難しかった。私たちは、台本と一語一句そのまま同じにしゃべるわけではないので、相手が少しでも台詞を変えると、(日本語の)訳があるので会話の意味はわかるんですけど、会話のタイミングが、つかめなくなる。普段つかっている日本語だったら、なになにがどうなって〜とか相手が言う単語に反応できるんだけど、英語は日本語と文法が違うから、台本にない単語が入って来るだけで、会話のどの時点で、その情報がわかったのかというのが、わからなくなってしまう。だから、お願いして、文章の語尾だけは変えないように、していただきました。その言葉が出てきたら、相手の台詞が終わったんだなとわかるように(笑)。アメリカから来た俳優さんもいたので、撮影の合間には、お互いの国についての話などを、英語でおしゃべりしてましたね」

(中略)

「松山さんは、台本の解釈が独特なんです。台詞の会話をするときに、私も相手の台詞を解釈して臨みますが、それとは違って、”そういう感じで来るのか”ということがよくあって。そうすると私の演技も変わるので、新鮮で面白いです」

わたくしめも英語には泣かされましたので気持ちは分かります。でも、根性が足りなくて全く身になってませんが(涙)
それにしても、楽しいバージョンと悲しいバージョンでは前後のつながりが異なってきそうですが、監督の撮り方、アントンくんや松山ケンイチくんとの演技、どんな仕上がりになるのか楽しみであります。



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【 映画 】
2010年3月 全国ロードショー ハンス・カノーザ監督作品「誰かが私にキスをした