YUI 2nd Tour 2007 4/30 渋谷C.C.Lemonホール

YUI Diaryでも携帯サイトのスタッフライブレポートでもお写真がアップされていますが、2階席からのお写真はまさに我々から見たステージそのもので嬉しくなっちゃいました（ライブ中、目の前でスタッフＴシャツを着た方がお写真を撮っていたのでそのうちアップされるかなぁと期待してました（＾＾））。

ライブは最高でしたよ。登場の演出が凝ってまして、ステージの奥にぼんやりと見えるYUIさんがカッコ良かった。フェンダースタッフさんが「遅刻厳禁ですよ！」と言っていたのはそういう理由だったのかと納得。喉の調子は最初から最後まで絶好調で、空間を震わせて直に伝わってくる彼女の歌声は観客を魅了する何かがあるなぁと思いましたです。

今回無理やり連れて行かれた夫は、開場前の長蛇の列を見て「さすがに客層が若いなぁ」としきりに不安な声をあげておりまして、わたくしめの「そう？そうでもないよ（SPEEDに比べれば）」という返事に一層不安の色を濃くしておりました（＾＾；。確かに、今思えば客層は若かったですね。高校生くらいの女の子が多かったでしょうか。日頃聴く音楽とは違うし妻は既に自分を見失っているし（笑）、これがほぼ初ライブの彼からすれば完全なるアウェーですもんね。そりゃ原宿駅周辺で時間をつぶそうと入ったカフェで思わずビールを頼んじゃいますよ（笑）。

実際ライブが始まるとYUIさんは見た目リラックス＆マイペースで（演奏中とMCのオンとオフのギャップの激しさが独特の間を作り出して面白い＠笑）、バンドメンバーは我々よりちょっと上の世代ということもあり、ギターのカジさんによるビリーのエクササイズあたりから彼なりに楽しんでくれていたようで良かったです。わたくしめは終始YUIワールドに浸っておりました（笑）

それにしても、メンバー紹介でそれぞれのソロパートがあるんですが、最後に「ギター＆ボーカル、YUI！」とYUIさんがストラトキャスターをかき鳴らしてRUIDOへ流れるあたり痺れました（ちょっとタイミングが合わなくて「もう一回」なんてやり直したのはご愛嬌です（笑））。

あんなに楽しそうにギターを弾いて歌っているYUIさんとメンバーの姿を見たら、自分もそういったパワーを何かしら分けてもらっているような気がして楽しかったです。昨年のファースト全国ツアーの追加公演に参加したタケウチさんが早々に涙していたのも頷けるなぁ。この日も1階席の方では涙を拭っている方がちらほら見えました。心を揺さぶられ、そして最後は清清しい笑顔で会場を後にできるライブ。どんなに技術が進歩しても、やっぱり人は人に会うことやその場所の空気に直に触れることは止められないんだろうなと格好付けて思うわたくしめでありました。

そうそう、この日、ライブまでに時間があったので相棒が幼少時代を過ごしていた街を散策してきました。北海道育ちのわたくしめからすると下町の路地裏などはもう新鮮な風景でいっぱいでして、わんぱく少年が自転車で神社の境内を走り抜けるの図などを想像しながら散歩しておりましたら、車一台分の路地に野球のホームベースを見つけましたよ。ホームランを打ったらどうするんだろう・・・なんて心配したゴールデンウィークの暖かい午後のひと時。こちらも素敵な空気感を直に感じてほっこりしてしまいました（＾＾）