刈屋富士雄アナウンサー(NHK)

女子フィギュアー、素晴らしい結果でした。よく頑張りました。

繊細な表現力の分からないわたくしめには、美術点の加わる競技は判断がつきにくくて敷居が高かったのですが、解説の佐藤さんとNHKの刈屋アナの実況を聞きながら、いつの間にか引き込まれてしまいました。

そういえば、友人がインフルエンザで外出禁止命令が下っていた頃、「TVで何度もスピードスケート500mの岡崎選手の映像が流れていて、全部4位なんだよ。一回くらいメダルが取れたら良かったのに」と不満げでした(笑)。うむ、今回は何度放映されても荒川選手は金メダルだもんね。きっと友人も満足していることでしょう(^^)。あ、でも村主選手にもメダルを取らせてあげたいと言っていただけに、そこは悔しがっているでしょうか。安藤選手はまだまだ若いですし、これからの成長の方が楽しみです。

いや〜、それにしても、実況がこんなにも観る者に感動を与えるとは思いませんでした。スポーツ観戦の面白さを実感いたしましたです。

刈屋アナは、カーリングでもとても愛に溢れた実況をしてくださいました。

「ご存知マリリンこと、本橋麻里さんです」に始まり、「マリリンショット」を連発していた刈屋アナ。今思えばNHKにしては型破りな実況だったのかもしれません(笑)。なかでも、小野寺選手が「見えるー?」(敵のストーンに隠れた自分達のストーンが、投球者側から見えるか?という意味)と林選手達に向かって叫んだ時、「見えます!」と思わず言ってしまった刈屋アナには笑ってしまいました。慌てて「実況席からは見えるので、思わず応えてしまいました」と苦笑いしていた刈屋アナ。お人柄が出ていて印象に残っています。カーリング旋風が巻き起こっているのも、もしかしたらこの実況のおかげかも?(笑)。

選手達の苦労、努力、色んなことに心を寄り添えるからこそ、出てくる言葉の一つ一つが暖かいのかもしれません。素晴らしい実況を、ありがとうございました。


そして、青森で作成されているカーリング映画の続報が入ってまいりました。
タイトルは「素敵な夜、ボクにください」。えーっと、「カーリングに目覚めた女性4人が 繰り広げる笑いと涙の青森と韓国のラブコメディ映画」だそうです。む、無理やりな展開のような気も・・・(微毒)。小野寺さんたち、出るの?(^^;
わたくしめ、DVDで観てもいいかなと思っておりましたが、週末に「シムソンズ」を観に行くことにいたします。なんといっても小野寺さんと林さんの実話に基づく話ですし、撮影場所は馴染みの深い場所ですしね。頑張れ、シムソンズ(^^;