ポコ、ポコ・・・の旅

不機嫌なトリアタマ


7月です。今年もいよいよ半分が過ぎてしまいました。早いものですね〜。

早い早いと言っているだけでは無くなってしまうモノもあるわけでして、時として、そんな日常からエイヤッ!と飛び出して、自分から掴みにいかなくては味わえないこともございます。

今、まさにそんな状況にあるのがこちら↓
北海道ちほく高原鉄道株式会社 ふるさと銀河線

色々と存続の方法を模索してこられたようですが、来年4月20日をもって廃止となることが決まりました。ふるさと銀河線は、北見〜池田間を結ぶ鉄道なのですが、一日に一本、北見〜帯広間の往復便があるようです。

思い立ったが吉日。早くしないと雪が降っちゃう(^^;。ということで、北見から池田までのプチ旅行を計画。ではでは、池田には何があるかと申しますと・・・。

そう、十勝ワインで有名な「ワイン城」ですねぇ。また、友人からは「バナナ饅頭」が有名だと聞かされていたゆえ、こちらも魅力。したがって、今回旅の目的は、「限定ワインとバナナ饅頭をゲットせよ!」と相成りました。


そんなこんなで行ってまいりましたふるさと銀河線の旅!
今回の我が相棒は、折り畳み自転車のBD-1でございます。え?自転車で行ったのかって?そうなんです。今回は初の輪行でもあるわけです。わくわくしますねぇ。わくわくしすぎて前日に熱を出しましたよぉ(^^;

北見駅にて、そそくさとBD-1を畳んでおりますと、一人のおばあがニコニコして近づいてきました。「これは自転車なの?いいわねぇ、何処へでも行けちゃうわね」と、コンパクトに折り畳まれたそれを楽しそうに見ていたおばあ。BD-1の折り畳み方は、フレームを折ることなしに車輪を折り込んでしまうので、初めて目にするととても奇抜です。たぶん、珍しかったのでしょう(^^;。これから電車で移動するんですと言うと、おばあは「楽しんできてね」と笑顔で去っていきました。いや〜、何だか旅気分(笑)

早速、みどりの窓口で池田までの切符を購入。一応、自転車も大丈夫ですか?と聴くと、係の人は、BD-1を入れた輪行袋を見て「大丈夫ですよ」と。特に別料金は要らないらしい。

いざいざ、ホームへ!ふるさと銀河線のホームは・・・連絡橋を通って向こう側のホームだった。おいら、もう汗だくっす(^^;。10kgのBD-1を担いで連絡橋を渡ると、既に1両編成の列車が待っていました。

自転車の置き場を確保して近くの席に座ると、想像以上にお客さんが乗り込んできてビックリ(どうやらこの週末、途中の置戸町で夏祭りがあったらしい)。置戸町で半分以上の乗客が降りてしまい、ゆったりと快適な旅が始まる。この車両、トイレも付いているし、自販機も搭載しているので困りません。前日に購入したsony walkman (NW-HD5)を操作しながら流れる景色にしばし思いを馳せてみる(ボーっと)。

結局、愛機PCのOSがWin Meなものだから、iPodの夢は諦めました。sony walkmanはまだMeにも対応していたので、今回は自転車の旅ということで荷物の軽量化を目指して即決(笑)。sony独自の圧縮技術(ATRAC3plus)がどれほどの音質を保っているのかは分かりませんが、音質に多くを望まず、一人遊びで悦に入るタイプの私にとっては、誰かとデータのやり取りをすることも無いだろうし、今のところ満足してます。
そして、樋口了一さんの「1/6の夢旅人」を聴きながら池田町に到着。

池田駅からは目的のワイン城が見えます。距離にして500mくらいだそうです。自転車ならば余裕の距離。いざ目的地へ!ワイン城にはちょっとした見学コースがあり、その一角に「記念に樽に入って写真を撮りませんか?」という看板を発見。写真を撮っても良いらしいです。するとトリアタマが自分も撮るとうるさいので、樽に入ると落ちちゃうと思い、看板に挟んでやりました。少々不本意のようで、機嫌が悪そうです。その写真を添付(笑)日付が7/30になっているのは、係の人のミスでしょうか?
あ、トリアタマ、この日は30日じゃないからね!(トリアタマなので、忘れないように日記をつけているようです(笑))。

販売コーナーで城内のみの限定発売である白ワイン「清見の丘」を購入し、第一目標をクリア(リュックには一本しか入らなかったので、赤ワインは泣く泣く断念)。駅前まで戻り、よねくらにて「バナナ饅頭」を購入し、オールクリア。

なかなか良い旅でした(笑)

また今週から、ポコ、ポコ(イタリア語で少しずつの意)頑張ります。

次は何処に行こうかなぁ。

ポコ、ポコ・・・。